福島建設工業新聞社

県渋滞対策連絡協議会(会長=丸山和基東北地方整備局福島河川国道事務所長)は6日、福島市のキョウワグループ・テルサホールで今年度第2回会合‌を開き、対策が完了した主要渋滞個所4カ所について審議、渋滞個所の解除を妥当とした。
白河市の池下交差点と女石交差点は、国道294号白河バイパスの全線供用により渋滞が解消。郡山市の並木1丁目交差点では全流入方向の右折レーン延伸により旅行速度が向上し、渋滞の緩和が確認された。
同市の荒池下交差点は、県道三春日和田線に左折レーンを設置。渋滞が解消されたことから解除としたが、同線下り側で旅行速度の低下が見られたため、今後も経過を注視するとした。
今回の解除により、3月時点の県内主要渋滞個所は114カ所となった。うち対策実施中は49カ所、未実施は65カ所(県北21カ所、県中・県南20カ所、いわき・相双19カ所、会津5カ所)。