福島建設工業新聞社

県建設業協会(長谷川浩一会長)の働き方改革等検討ワーキンググループ(WG、滝沢康成座長)は27日、福島市の県建設センターで第13回会合‌を開き、2024年度の週休2日制普及促進DAYについて協議。毎週土曜日の公共工事現場一斉閉所を目標とする本県の24年度キャンペーン案に賛同することを決めた。ただ、委員からは実施に向けて課題も多く指摘され、県等に対して繰越制度の弾力的な運用、市町村等発注工事での4週8休と補正係数適用の徹底、建築工事における余裕のある工期の設定などを改めて求めていくものとした。
また民間工事については、全国建設業協会(全建)等が展開する「目指せ!建設現場 土日一斉閉所」運動の一環として、民間団体に対する要請活動やポスターなどによるPRを行い、建築工事等における土日一斉閉所の機運を高める。