福島建設工業新聞社

相馬地区建設業安全協議会(草野清紀会長)は24日、相馬市内で木造低層住宅工事安全パトロールを実施した。県建設業協会相馬支部、低層住宅建築工事安全対策委員会相馬地区協議会、相馬労働基準協会などから約20人が参加。相馬労働基準監督署の齋藤敏彦署長が同行した。
出発式で草野会長が「昨年の本県沖地震による解体工事の増加で事故が増えている。パトロールを契機に各社の労災防止の取組み強化につなげよう」と述べ、パトロールに向かった。
タマホーム、セイユー建設が施工する新築木造住宅2件を視察。墜・転落災害防止対策を中心に現場の安全管理状況を確認した。
パトロール後は同市内の相馬労働基準監督署で講評会を開き、齋藤署長が点検を総括し、参加者らで意見交換を行った。