福島建設工業新聞社

郡山塗装業訓練事業組合(佐藤隆組合長)は16日、郡山市内4カ所で落書き落としのボランティア活動を行った。日本塗装工業会県支部、県塗装協会県中支部との共催。
11月16日の「いいいろ塗装の日」にちなんで毎年実施しており、今回は各団体加盟10社、協賛メーカー4社の14社、計26人が参加した。
宝来屋郡山総合体育館西駐車場で出発式を行い、同協会県中支部長でもある佐藤組合長が「落書きを落とすことは、景観を向上させるほか犯罪の発生を防ぎ治安を守ることにもつながる」とあいさつ。班を分けて各現場に向かった。
作業個所は、県道長沼喜久田線と農道の交差する跨道橋(逢瀬町多田野字馬捨場地内)、東部幹線・富久山陸橋(富久山町久保田地内)、市道古町小久保線・恩田地下道(同)、市道笹川多田野線・大黒橋(笹川地内)。このうち逢瀬町の跨道橋では、内側の壁に描かれた落書きを消すため、養生シートを張った後、トンネル壁に近いグレー色のペンキで上塗りした。