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2023.11.08

溶接部門、福島工が優勝/高校生ものづくりコン

県高等学校工業クラブ連盟、県高等学校教育研究会工業部会が主催する県高校生ものづくりコンテスト2023の溶接部門が2日、福島市のポリテクセンター福島で行われた。個人の部は県立清陵情報高等学校1年の佐藤大介さんが1位に輝き、団体の部は県立福島工業高等学校が8年ぶり2度目の優勝を果たした。
工業高校生のものづくりに対する関心、意欲を高め、技術向上と人材育成強化につなげようと県教育委員会、県溶接協会の後援で開催している。今回は県内の工業高校10校から37人が参加した。
今回から全国大会に合わせ、競技種目を「JIS Z3801手溶接技能者評価試験N-2F」に変更。裏当て金を使用しない難易度の高い試験内容となっており、各校の参加者は本番に向けて研さんを重ねた。
大会は1、2年生を含む各校3人チームで実施。60分の競技時間で開先調整、タック溶接、本溶接に臨んだ。
個人の部で優勝した佐藤さんと2位の長谷川翔さん(県立二本松実業高等学校3年)、3位の木村日向さん(福島工業高校3年)には同部会から賞状と盾が授与される。団体優勝校の福島工業高校には同協会が優勝カップと賞状、賞品(溶接機)を贈る。
個人の部上位入賞者の中から24年の東北大会本県代表選手を決定する。


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