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2023.10.18
高藏寺の三重塔で演習/福島HM育成講習会
県歴史的建造物保全活用促進協議会(会長=遠藤一善県建築士会長)が主催する福島ヘリテージマネージャー育成講習会は14日、いわき市高倉町・高藏寺の三重塔で「文化財の修復」をテーマにした演習を行った。
同寺は、大同2(807)年、徳一大師によって開かれた。三重塔は、安永3年(1774年)ごろに権大僧都承陸和尚によって作られたと本堂付近に建つ石碑などに刻銘されている。
同塔は1981年に県重要文化財に指定された。1辺の長さが初重之間3636㎜、二重之間3090㎜、三重之間2545㎜で塔全体の高さは約15mになる。現在は、老朽化による解体修復を行っている。工期4年間で来年度に完成する。
講習には受講生ら10人が参加。修理を担当している松本庸器松本社寺建築研究舎社長は「コンクリート製の地中梁を埋めたことで沈下を防ぐなど、基礎から修復している。心柱に窪みがあり、そこに架けて梁を組む特殊な構造。2層、3層に勾欄がないシンプルなデザインが珍しい」と述べた。
同寺は、大同2(807)年、徳一大師によって開かれた。三重塔は、安永3年(1774年)ごろに権大僧都承陸和尚によって作られたと本堂付近に建つ石碑などに刻銘されている。
同塔は1981年に県重要文化財に指定された。1辺の長さが初重之間3636㎜、二重之間3090㎜、三重之間2545㎜で塔全体の高さは約15mになる。現在は、老朽化による解体修復を行っている。工期4年間で来年度に完成する。
講習には受講生ら10人が参加。修理を担当している松本庸器松本社寺建築研究舎社長は「コンクリート製の地中梁を埋めたことで沈下を防ぐなど、基礎から修復している。心柱に窪みがあり、そこに架けて梁を組む特殊な構造。2層、3層に勾欄がないシンプルなデザインが珍しい」と述べた。
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