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2012.05.22

地場材を活用し塙中学校総合落成/藤田・深谷特定JVら表彰

 塙町・同教育委員会は20日、竹之内地内の同校で町立塙中学校総合落成式典を行い、地場産材を活用した校舎と、耐震補強・大規模改修を施した体育館など竣工を祝った。
 テープカットに続いて式典に移り、菊地基文町長は、関係者に感謝状を贈った。
 表彰を受けたのは校舎設計・監理の白井武男県建築設計協同組合理事長、担当事務所の清水公夫研究所社長、体育館設計・監理の鈴木清鈴木伸幸建築事務所社長、校舎・渡り廊下・屋外整備など施工の藤田・深谷特定建設JVから藤田光夫藤田建設工業社長と深谷佳孝深谷建設社長、屋内運動場の小野武徳常豊工務店社長ほか金沢芳一金澤建設社長、本多幸雄本多設備工業社長、松本光伸丸光電気社長、星和典星電設社長ら。
 白井理事長と清水社長が設計のコンセプトを述べ、藤田社長は「授業を行いながらの施工だったが、多くの人々の協力で無事故で完成させることができた」と感謝。深谷社長も協力施工者の技術力をたたえた。
 同事業は、19年度に簡易コンペで基本設計に入り、20年度に実施設計、21年度に一部校舎を解体し、21・22年度で体育館耐震補強・大規模改造と校舎改築を実施。22年度に既存校舎を解体し、23年度には渡り廊下を設置し屋外整備を行った。
 開放的だが、視線を極力さえぎらない平面計画や、木の柔らかな雰囲気を実現させた魅力のある内部空間、限られた敷地内に機能性の高い施設を整備し、太陽光発電システムも設置した。
 規模は、校舎がRC造一部W造一部S造2階建て延べ4443m2、体育館が1階RC造2階S造延べ1317m2、渡り廊下がRC造・S造2階建て延べ165・7m2、屋外整備は4186m2。

テープカットし落成を祝う関係者(右写真)