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2012.01.31

復興へ結束/南相馬市復興事業協同組合が創立総会

 南相馬市復興事業協同組合の創立総会が1月27日、南相馬市原町区のアースムで行われ、除染など共同事業の実施に向けた組織整備を決めた。
 震災以降、がれき処理などを行ってきた南相馬市復興事業組合の構成メンバーである鹿島建設業組合、原町建設業組合、小高建設業組合の組合員32社が参加する。
 総会では発起人代表の関場啓原町建設業組合長が「行政や復興事業組合の仲間から、法的根拠に基づく団体を目指すべき―との意見が出されていた。3区が連携し一体となった行動ができるよう体制を整えたい」とあいさつ。協同組合設立に向けて定款、3年間の事業計画、役員等を決めた。事務所は、復興事業組合が入居するアースムに置く。出資金が払い込み次第、県に協同組合の認可申請を行う。
 事業計画では、砂や砕石、除染資材等の共同購買、南相馬市が発注を予定している市内の住宅・宅地・道路を大手建設業者と協力体制を構築し、地元業者の共同受注を図る。道路の維持管理業務、災害時のパトロール・応急復旧の共同実施体制の研究を行う。
 役員は次の通り。
 ▽理事長=関場啓(関場建設)▽副理事長髙橋徳(高橋建設)玉川光信(玉川建設)▽理事=加藤幸男(加藤道路)石川俊幸(石川林業建設)庄司公正(庄司建設工業)石川俊(石川建設工業)林功(片岡建設)鈴木正史(大洋建設)▽監事=後藤英之(後藤建設工業)太田常實(東北建設)

原町区で開かれた創立総会→