福島建設工業新聞社

　日本建設業連合会（日建連）の第５２回「ＢＣＳ賞」受賞作品に、本県・いわき市平競輪場など１５件が決まった。１１月１８日に東京・内幸町の帝国ホテルで表彰する。
　同賞は、供用後１年以上を経過した国内の建築物を対象に、デザインだけでなく企画・設計・施工・維持管理など総合的に優れた施設の建築主・設計者・施工者を表彰する。１９６０年に建築業協会（ＢＣＳ）が創設した。ＢＣＳが日本建設業団体連合会（旧日建連）、日本土木工業協会と今年４月合併し、「新日建連」となった後も、ＢＣＳ賞の名称で引き続き実施していく。
　今回は６３件の応募の中から、新井千秋都市建築設計の新井千秋氏ら１２人の選考委員が、特別賞２件を含む１５件を選定した。
　受賞作品は和・英文併記の「第５２回建築業協会賞作品集」としてまとめ、国内外に広く紹介する。
　このほかの受賞作品は次の通り。
　▽アイランドタワースカイクラブ（福岡市）▽出雲市庁舎（島根県出雲市）▽ガーデンテラス長崎ホテル＆リゾート（長崎市）▽国際教養大学新校舎群―図書館棟・講義棟・多目的ホール（秋田市）▽座・高円寺―杉並区立杉並芸術会館（東京都杉並区）▽新フランス大使館（東京都港区）▽西南学院小学校（福岡市）▽長野県稲荷山養護学校（長野県千曲市）▽日産自動車グローバル本社（横浜市）▽根津美術館（東京都港区）▽ハラ　ミュージアム　アーク（群馬県渋川市）▽丸の内パークビルディング・三菱１号館（東京都千代田区）▼特別賞▽霞が関コモンゲート・中央合同庁舎第７号館（東京都千代田区）▽南海ターミナルビル再生計画（大阪市）