福島建設工業新聞社

いわき地区生コンクリート協同組合は18日、いわき市で開かれた30年度緊急消防救助隊地域ブロック(北海道・東北ブロック)合同訓練においてコンクリートミキサー車による消防用水運搬訓練に参加した。
28年12月に新潟県糸魚川市で発生した大規模火災を契機に、消防庁が地方公共団体等に対して、ミキサー車を活用した消火用水の供給支援に関する協定締結を呼び掛けたことに基づき、県生コンクリート工業組合が3月に県と災害時における消防水等の供給支援に関する協定を結んでいる。
訓練には、組合員の磯上商事から長浜靖明執行役員と芳賀史郎さんが参加。好間工業団地大熊町第2応急仮設住宅における街区検索救助救出訓練で使用する消防用水運搬を行った。訓練近接地に設置した5000㍑の水槽からポンプ車に水が供給されるたびに、1回あたり4000㍑の水を水槽に給水するなど、消火栓と水槽間を3往復した。
※ミキサー車から消防用水を供給