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2018.11.13

未来技術の創生と展望テーマに技術士全国大会

「未来技術の創生と展望―巨大災害を生き抜く」をテーマにした、日本技術士会(高木茂知会長)の第45回技術士全国大会「福島」が11日から14日まで開かれている。12日には大会式典が郡山市のホテルハマツで行われ、会員を代表して福島県支部の矢吹優子氏(技術士・農業部門、昭和技術設計)が、「ふくしまの震災復興支援、自然災害に備えた国土づくりの推進」などを旨とする大会宣言を行った。文部科学省、東北農政局、東北経済産業局、東北地方整備局、福島地方環境事務所、福島復興局、関東森林管理局、県、郡山市の後援、福島建設工業新聞社などの協賛。
初日は郡山ビューホテルアネックスで「ふくしまの未来を考える―未来創生」をテーマに、特別分科会とウェルカムパーティーなどが開かれた。2日目の大会式典には会員、一般市民や学生など約660人が参加。大会委員長の吉川謙造日本技術士会東北本部長の歓迎あいさつに続いて高木会長が「技術士の知恵と力を結集し、誇りを持って新たなふくしまの到達に向け貢献することが私たちの使命」と式辞を述べ、白須賀貴樹文部科学大臣政務官、新妻秀規参議院議員、畠利行副知事、品川萬里郡山市長、鈴木良典東北農政局長、相樂希美東北経済産業局長、田昌行東北整備局長が祝辞を述べた。
歴史作家の星亮一氏が「会津藩から学ぶ復旧・復興の心構え」と題して記念講演。「防災」「再エネ」「食と農」「男女共同参画」の4分科会が開いたパネルディスカッションの討論結果も報告された。福島建設工業新聞社からは相澤隆代表取締役が来賓として出席した。13、14日には東京電力福島第一原子力発電所や県環境創造センター、土湯温泉源泉バイナリ―発電所、東北電力柳津地熱発電所など再生可能エネルギー施設の視察などが行われている。


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