福島建設工業新聞社

第63回技能五輪全国大会の本県選手団結団式が3日、福島市の杉妻会館で行われた。左官職種に出場する柳沼輝さん(山崎工業)、建具職種の金澤凌真さん(カナザワ建具店)、家具職種の金澤恒雅さん(同)、冷凍空調技術職種の二本松大夢さんと村岡洋さん(ともに県立テクノアカデミー会津)らが大会での活躍を誓った。本県からは6職種に8人を派遣する。
青年技能者(23歳以下)の日本一を決める大会。今年度は17～20日に愛知県国際展示場を主会場に42職種の競技が繰り広げられる。主催は厚生労働省、中央職業能力開発協会、愛知県。文部科学省、経済産業省、国土交通省、各都道府県などの後援。
結団式には佐藤宏隆副知事、西山尚利県議会議長、色摩啓司県技能士会連合会長、野尻晃県名工会副会長ら来賓と選手、選手団役員、関係団体代表が出席。福井邦顯県職業能力開発協会長が「これまで本県選手団は金・銀・銅合わせて165個のメダルを獲得し、素晴らしい成績を修めている。県代表としての自覚と誇りを持ち、日頃の成果を発揮してほしい。選手の活躍がものづくりを志す若者の目標、励みになることを願う」と選手の活躍に期待を寄せた。
佐藤副知事が選手団長の大戸邦男同協会副会長に県旗を手渡し、福井会長が選手代表の金澤凌真さんに記念メダル‌​、二本松さんに激励金を贈った。佐藤副知事、西山議長が選手を激励。理容競技に出場する大友駿之介さん(ヘアーサロンワイルド)が選手宣誓した。